研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-086/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

展開例 (4)
1 小項目 日本経済の特色と国際化
2 指導目標 国民所得の動き,景気の変動,国際収支の動向などを観点として,国際化との関連で日水経済の特質を考えさせる。
3 指導計画 (1) 国民所得の動き………3時間
(2) 景気の変動…………3時間(本時は1時間目)
(3) 国際収支の動向………3時間
4 本時の学習指導案

 
題材 景気変動と国民生活
ねらい 我が国の戦後の主な好況,不況など景気変動にかかわる諸問題を概観させ,景気変動が国民生活に及ぼす影響について考えさせる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 我が家の消費生活の推移 ○ 「私」が生まれてからの,我が家の消費生活の推移を発表する。 ○ 事前に,父母から話を聞き,耐久消費財の購入などを中心とした我が家の消費生活の年表を作らせておく。
展開 2 戦後の景気変動
3 好況・不況と国民生活
4 景気変動の要因
○ 我が家の消費生活の年表を,資料1)に記入し,日本と経済の動きを我が家の消費生活との関連で考える。
○ 資料1),2),3)を読み,景気変動は国民生活にどんな影響を与えるかをノートにまとめる。
○ 資料1)を読み,戦後の我が国の景気変動とその主な原因を調べる。
○ 第1次石油危機の前後では,消費生活にどんな変化がおこったかに注意させる。
○ 戦後の主な好況・不況の推移を理解させる。
○ 景気変動と物価・賃金などの変化との関連を読みとらせ,景気変動が国民生活に及ぼす影響を理解させる。
○ 景気変動の要因については,技術革新との関連を明確にする。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 景気変動の国民生活への影響及ぴ要因について,発表する。
○ 次時の予告(現代のインフレーション)を聞く。
○ 国民福祉の実現のためには,経済の安定成長が必要であることに気付かせる。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。