研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-123/170page

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展開例 (16)
1 小項目 現代の青年の心理的・社会的諸問題
2 指導目標 現代に生きる青年として,高校生が日々の生活の中で具体的に当面する心理的・社会的諸問題を取り上げ,それらを自己の課題として考えさせる。
3 指導計画 (1) 若者文化…………2時間(本時は1時間日)
(2) 青年の心理…………4時間
4 本時の学習指導案

題材 若者文化を考える
ねらい 若者文化を具体的に取り上げ,それらについて現代に生きる青年の一員として,主体的に考えさせる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 若者へのおとなからの批判 ○ 若者へのおとなからの批判について話し合う。・ジーンズ,長髪,マンガ,シラケ,三無主義など ○ 若者へのおとなからの批判を主体的にうけとめ,若者のイメージを話し合わせる。
展開 2 若者文化の実態3 若者文化への共感と批判4 若者の行動の特徴 ○ 教師が板書した若者へのおとなからの批判の中から若者文化の特徴的なものを選ぶ。
○ 若者文化について,グループで討議する。・共感できる点とその理由・共感できない点とその理由
○ 資料2)と討議の内容をもとに若者の行動の特徴をまとめ,発表する。・長所〜積極的,創造的・短所〜独善的,衝動的
○ 生徒があげたおとなからの批判を,すべて板書する。
○ 資料1)を討議の参考として用いさせる。
○ 若者の行動の短所のみをみるのではなく,若者文化のもつ積極的な意義についても十分考えさせる。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 若者文化の意味についてまとめる。
○ 次時の予告(若者文化と人間形成)を聞く。
○ 若者文化のよさを伸ばすことの大切さを認識させる。


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