研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-138/170page

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展開例 (20)
1 小項目 真理を求めて思索することの意義
2 指導目標 学ぶことの意義,哲学的なものの考え方と科学的なものの考え方などを観点として学ばせ,生徒が主体的に自らの問題として真理を求めて思索する能力や態度を身につけさせる。
3 指導計画 (1) 学ぶことの意義…………2時間
(2) 哲学的なものの考え方と科学的なものの考え方…6時間(本時は1時間目)
(3) 現代に生きる思索……1時間
4 本時の学習指導案

題材 生きることと考えること
ねらい (1) 情報量の激増は,「考えること」の喪失につながり,人間は本来の自己を見失うことになる。そこで,「学ぶこと」と共に「考えること」は,人間として生きることと不可分であることを理解させる。

(2) 現実の具体的状況の中で自ら考え,自ら生き方を決断していくことの大切さを認識させる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 よく生きることはよく考えること ○ 資料1)を読み,「考える」ということはどういうことか話し合う。 ○ 「考える」ということは,生きることと不可分であり,人間本来の在り方であることに気付かせる。
展開終末 2 「考えること」の現代的状況
3 学んで思うこと
4 人間は考える葦
5 本時のまとめと次時の予告
○ 資料2),3)を読み,情報量の増大が日常生活に及ぼしている影響について話し合う。
○ 資料4)を読み,「学ぶこと」と「考えること」の結びつきを理解する。
○ 資料5)を読み,人間の弱さ,偉大さを確認する。
○ 「学ぶこと」と「考えること」を軽視することは,人間として生きることを放棄することにつながることに気付く。
○ 次時の予告(考え方の出発点と過程)を聞く。
○ 現代人の他人志向,思考停止ないしは思考喪失の実態を浮きぼりにする。
○ 資料4)の孔子のことばは暗記させるようにする。
○ 資料は,OHPで示しながら学習を進めるようにする。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 「学ぶこと」と「考えること」を軽視することは,人間として生きることを放棄することにつながることに気付く。
○ 次時の予告(考え方の出発点と過程)を聞く。
○ 資料は,OHPで示しながら学習を進めるようにする。


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