研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-149/170page

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展開例 (24)
1 小項目 よく生きることと生きがいの追求
2 指導目標 倫理的価値と人格,人生における宗教の意義,芸術と人生,職業と余暇などを観点として,よりよい生き方とは何か,生きがいを何に求めたらよいかということについて考えさせ,生徒が充実した人生を求めていく手掛りを得させる。
3 指導計画 (1) 倫理的価値と人格……………3時間
(2) 人生における宗教の意義………4時間
(3) 芸術と人生………………2時間
(4) 職業と余暇………………2時間(本時は1時間目)
4 本時の学習指導案

題材 職業と人生
ねらい 職業のもつ意義は時代や社会によって違ってくるが,ここでは現代社会における職業の意義を考察させ,将来職業人として生きるための自覚を養う。また,仕事のなかにいかにしたら自己実現をはかり,生きがいを見い出せるかについても考えさせる。
過程 指導内容 学習活動 指導上の留意点
導入 1 青年の職業意識 ○ 家族の職業についてどう感じているか,調査した結果について感想を述べる。 ○ 事前に調査を実施させておく。
展開 2 職業の意義
3 職業適性の認識
4 職業と生きがい
○ 職業の意義を二つの側面から理解する。
・個人的―生計の維持
     ―才能,能加発揮(生きがい)
・社会的―祉会生活への貢献
○ 職場適応がなされるための職業適性について考える。
○ 資料6)を参考にして,仕事に生きがいを感じる条件を考える。
・生きがいの四つの基礎条件
○ 職業の意義を社会の立場,個人の立場の両面から把握させるように留意する。
○ 資料を通して,わが国の青年の就職のプロセスが,表層的な職業観にもとづいての職業選択が行われていることに注目させる。
○ 資料を活用し,具体的な展開がはかれるように工夫する。
終末 5 本時のまとめと次時の予告 ○ 職業と生きがいについて意見を述べる。
○ 次時の予告(現代社会と余暇)を聞く。
 


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