-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-028/231page

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 清水小学校の資料と比較してみることによって,下流ほどレキは小さく,まるみをおびてくることがわかり,流水のはたらきを一層よく理解させることができます。

三河台小学校

1、川原のようすと流水のはたらき

(1)調べる場所

 須川の八木田橋付近
須川の八木田橋付近

(2)八木田橋から,川原や水の流れの様子を観察し,全体のおおよそのスケッチをする。

 1)川原の位置,川岸の様子,川原の大きさ,水の流れている幅など,おおよそを書き入れておく。

 2)川が大きく曲がっている場所で,川原ができているのは,流れの内側か,外側か。また,流れの外側の土手はコンクリートでかためられています。なぜだろうか。
須川の八木田橋付近

(3)川原におりて流水のはたらきを調べる。

 1)(ア)付近で,流れの内側と外側で速さがどのように違うか,30mぐらいの長さを測り,木片などを流して流速を測定する。

 2)(イ)付近で,川原から対岸に進むにつれ,川の深さや流れの速さ,川底につもっている砂やレキがどのように違っているか,水中のぞき箱などを利用し,調べてみる。


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