-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-038/231page

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土湯小学校

1、地層の観察

(1)観察する場所

 山水荘向かいのがけと川岸の岩盤

 足もとに注意して川岸の岩盤に下りる。
山水荘向かいのがけと川岸の岩盤

(2)川岸に斜めに出ている岩盤やがけから離れて,地層全体を観察する。

 1)ぬれている岩盤はすべるので,足もとに注意し,地層全体が見通せる所に立って,がけの全景や川岸の岩盤の全景をスケッチする。

 2)地層の面の傾斜や,重なり方,色など,また,がけに見られる大きな割れ目(断層)など気付いたことを書き入れる。
山水荘向かいのがけと川岸の岩盤

 3)川岸から垂直に切り立っているがけは川床に見られるような岩質の地層がつもってでき上っていることを理解する。ただ,がけにつもっている地層は細かくくだけやすい性質をもっている。

 また,ここで観察される地層の重なりのつづきは,スカイラインの潮見峠の道路わきのがけに見られる地層にまで達している。
山水荘向かいのがけと川岸の岩盤

 4)がけを見通すと,地層は水平方


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