-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-040/231page
3)川床には1mを越える大きな巨レキがゴロゴロしている。
4)水の流れは速く,音を立てて流れている。
山水橋から観察される荒川は川の上流にあたり,流れの速さ,川岸のがけが川にせまっているようす,川床には大きなレキが散在し,流れの急な所では川床に岩盤が見られる。これらの上流の特徴を観察の観点としてとらえたい。
荒川は下流で合流し,須川となり阿武隈川に流れ込んでいます。八木田橋近くの須川での川原のレキの資料(三河台小学校)と比較することにより,流水のはたらきをいっそう理解させられます。
中野小学校
1、地層の観察
(1)観察する場所
中野不動尊近くの堰場消防団ポンプ置場の道路わきのがけ
(2)がけから離れて地層全体を観察する。
1)自動車に注意し,がけの全体が見通せる所に立って,がけの全景をスケッチする。
2)地層の重なり方,層理がよく発達しているかどうか,地層の厚さや色,地層の傾斜など気付いたことを書き入れる。