-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-042/231page

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子を観察し,全体のおおよそのスケッチをする。

 1)川原ができているのは,流れの大きく曲がっている内側か,外側か。

 2)川原の大きさ,川岸の様子,水の流れている幅など,おおよそを書きとめておく。
学校前の農道を通って,小川に出たところ。

(3)川原におりて流水のはたらきを調べる。

 1)土手から川原におりられる場所を選んで,注意して流れを渡ろう。

 2)(ア)付近で30mぐらいの長さを測り,川原の岸に近い方とコンクリートに近いところとで,流れの速さがどのように違うか。木片などを流して流速を測ってみる。

 3)(ア)の付近で,川原の岸からコンクリートの土手側に向かうにつれ,川底の深さ,川底の様子がどのようになっているか。水中のぞき箱などを利用し,調べてみる。

 4)板の上に砂や大きさの違うレキなどを並べ,水中に沈めて,流れの速さと砂やレキの運ばれ方について考えてみる。

 5)川の曲がっている内側と外側の岸で,つもっている砂やレキの大きさについて調べる。

 6)川の流れと砂やレキなどの運ばれ方,川岸のけずられ方などについて,調べたことをもとにしてまとめる。

(4)川原のレキを調べる。

 川原で,レキのつもり方が平均している所を選んで,1m四方の方形枠を置く。
学校前の農道を通って,小川に出たところ。


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