-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-053/231page

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 2)レキなどがつもっている川原は,流れの曲がっている内側の岸辺にできているか,外側の岸辺にできているか。

(3)川辺から,流水のはたらきを調べる。

 1)川原の近くと,向かい岸の近くとで流れの速さはどうか。木片を流して比べてみる。

 2)また,川原から向かい岸に進むにつれて川底の深さはどう変わるか調べてみる。

 3)川の流れが大きく曲がっている外側の岸辺には岩盤が露出しているようすが観察される。

(4)まとめ

 川の流れの速さと川底の深さの関係,流れの速さと川岸のけずられ方の関係が産ケ沢で観察されたので,流水のはたらきをまとめておく。

大木戸小学校

1、地層の観察

(1)観察する場所

 幡門場の石切場

 石切場の管理者に事前に了解を得ておく。
幡門場の石切場

(2)がけから離れて地層全体を観察する。

 1)足もとに注意し,地層全体が見通せる所に立って,がけの全景をスケッチする。

 2)地層の重なり方,地層の色や口さ,採石あとのがけの高さなど気付いたことを書き入れる。

 3)学校の西に見られる厚樫山の一部は,このがけで見られるにぎりこぶし大


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