-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-059/231page

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できているか,外側の岸辺にできているか。

 4)鉄橋の南側の川原は1mほどけずられがけとなっているが,このけずられた岸は流れの曲がっている内側にあるか,外側にあるか。

(3)川原に下りて,流水のはたらきを調べる。

 川原は砂がつもってできており,レキは見あたらない。また大雨など降って増水すると冠水しそうな川原である。

 1)川原の近くと,向かい岸の近くとで,水の流れはどうか。木片を流して比べてみよう。

 2)川原から向かい岸に進むにつれ,深さはどう変っているか調べてみる。

 3)水中のぞき箱で川底をのぞいてみる。川底に沿って小さなゴミがころがるようにして流れているのが観察される。この川原の砂はどこから,どのような時に運ばれてきたのだろうか話し合ってみる。

(4)まとめ

 観察結果をまとめて,流水の速さと川の深さの関係,流水の速さと岸をけずるはたらきの関係,流水の速さと土砂を運ぶ関係をまとめてノートにまとめる。

富成小学校

1、地層の観察

(1)観察する場所

 幼稚園への登り口のがけ
幼稚園への登り口のがけ

(2)がけから離れて,道路沿いのがけの地層全体を観察する。

 1)地層の全体が見通せる所に立って,がけの全景をスケッチする。

 2)がけの地層に見られる大きな割れ目や,小さな割れ目,地層の色


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