-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-096/231page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


2、川原のようすと流水のはたらき

(1)調べる場所

 国道49号が五百川を横切る橋の近く。
国道49号が五百川を横切る橋の近く。

(2)土手の上から川原の様子や水の流れを観察する。

 1)川に下りる前に,上から川の全景をスケッチする。

 2)川原や川岸のがけや防岸工事の位置などを書き入れる。

 3)川の流れが大きく曲がる所で,岸がけずられ,がけになって切り立っている。がけは流れの曲がっている内側か,それとも外側か。他の場所でも川の流れの曲がりとがけの関係を調べる。

 また,川原は流れの曲がりに対してどらら側にできているか。

 川岸がけずられたり,川原ができたりするのは,川の流れの曲がる所の外側・内側と定まっていることがわかったが,その原因について,話し合ってみる。
国道49号が五百川を横切る橋の近く。

(3)川原におりて,流水のはたらきを観察する。

 1)川原から向こう岸に進むにつれ深きはどう変っていくか。

 2)川原から向こう岸に進むにつれて,川底の砂やレキの大きさがどのように変わるか観察する。

 3)川原の近くと向こう岸近くで流れの速さはどうか。うきを流して速さを比べる。
国道49号が五百川を横切る橋の近く。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。