-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-121/231page

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 1)川原の(ア)附近に立って,川原から対岸に進むにつれ,深さはどう変わっているか調べる。

 2)また,川原の近くと,対岸近くとで,木片を流して流速を比べる。

 3)流れの速さと川の深さの間にどのような関係があるか,まとめる。

 4)(イ)で,30cmの落差の小さな滝があります。滝の岩盤は粗い砂層(A)で,その上に段丘性堆積物である円レキ層(B)が積もっている。

 滝は断層によって,下流側が下ったので生じたものである。

 5)(ウ)の附近では岩盤の粗い砂層が流水のはたらきでけずられ,川床をつくっている様子が観察できる。
殿川の陣場橋から上流100m

殿川の陣場橋から上流100m

三春小学校

1、川原のようすと流水のはたらき

(1)調べる場所

 三春町役場のうしろの小川(東北電力裏)
三春町役場のうしろの小川

 1)橋の上から,水の流れや土砂の積もっている様子などの全景をスケッチする。

 2)川幅,土砂のつもっている所など


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