-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-137/231page
で,川原(はんらん原)は,曲がっている内側にあるか,外側にあるか。他の流れが曲がっている場所でも調べてみよう。
(3)川原に下りて,流水のはたらきを調べる。
1)早瀬の(ア)の附近と(イ)の附近とで流れの速さはどうか調べてみょう。
2)(ア),(イ)附近の川底にはなにがつもっているか調べてみよう。
また,水中のぞき箱で(ア)の川底を見ましょう。砂やゴミが流されている様子がわかります。
3)流れの速さと川底につもっている粒の大きさとの間に,どのような関係があるかまとめてみよう。
4)川床に岩盤である凝灰岩質泥岩が,流れに沿って細長く残っています。これは,流水のけずるはたらきによって,川底のかたい岩盤がけずられ,部分的に残っている姿です。
矢吹小学校
1、地層の観察
(1)観察する場所
4号国道沿いの高田工業株式会社材料置場
(事前に会社の許可を得ておく)
(2)がけから離れて地層全体を観察する。
1)がけの地層が見通せる所からがけの全景をスケッチする。
2)地層の重なり方や,傾きに注意して地層を書き入れる。その際,地層の色や厚さなど気付いたことを書き入れる。