-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-174/231page

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近づいて葉理の部分と葉理にはさまれている部分で,砂の粒の大きさはどうか調べてみましょう。

 また,水分を含んでぬれて暗茶色を帯びた地層が目立ち,地層の広がりを調べるのに追いかけさせる地層としてよいと思います。

(3)只見川流域に発達する段丘地形の観察(中学校資料)

 高郷第一小学校より山都町に達する道路上から東方を遠望すると,只見川流域に沿って,南北方向に長く段丘地形が発達しています。

 段丘面は只見川をはさんで,水田として利用されている低位段丘面と千吹原一帯の高台である中位段丘面,更に千吹原の東側の小高い山に発達している高位段丘面の三つの段丘面が観察されます。
只見川流域に発達する段丘地形の観察

2、川原のようすと流水のはたらき

(1)調べる場所

 高郷庁舎西の小川
高郷庁舎西の小川

(2)小川の水の流れと砂やレキのつもり方を観察する。

 1)小川と田の間の土手を歩きながら小川の全景をスケッチする。

 2)小川の曲がり力と水の流れ方,砂やレキのつもり方など,気付いたことを書き入れる。

 3)川岸がけずられているのは,小川の曲がっている内側か,外側か。

 4)(ア)や(イ)の付近をよく観察し,砂やレキのつもり方やけずられ方が,流
高郷庁舎西の小川


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