-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-185/231page

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西山小学校

1、地層の観察

(1)観察する場所

 埋坪バス停裏の採土砂跡

 土地所有者から事前に了解を得ておく。
埋坪バス停裏の採土砂跡

(2)がけから離れて地層全体を観察する。

 1)周囲のがけと広場中央にけずり残された残丘が見通せる所に立って,中央の残丘と周囲のがけの全景をスケッチする。

 2)地層の重なり方,うすい地層と地層の境の横しま状の葉理,地層の色や厚さ,黒っぽい木片の埋れている様子など気付いたことを書き入れる。

 3)この高台は,まだ固結していない(A)層や(B)層や(C)層がつもってできあがっていることを理解する。

 とくに中央の残丘は地層を学習する際のすばらしいモデルである。

 4)特徴ある(B)層やレキ層の(C)層を中央の残丘と周囲のがけの(B)層や(C)層と結びつけてみる。地層は水平方向に広がってつもっていることを理解する。
埋坪バス停裏の採土砂跡

(3)地層に近づいて,その特徴を観察させる。

 (A)層を指で触れてみる。クレンザーのような感じがします。細かい砂に火山灰が混じってで
埋坪バス停裏の採土砂跡


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