-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-205/231page

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取り出す。(表面に見えているレキのみ)
大川橋より200m上流の川原

 1)大きさで分ける。

 レキの大きさによって5〜15cm,15〜25cm,25cm以上に分け,その数を調べる。

 2)レキの形を調べる。レキの形でまるい石,ややまるい石,角ばった石の3つに分け,その数を調べる。

 3)川原のレキの大部分は凝灰岩で,他に安山岩や流紋岩もみられます。これは,下流の塔のへつりの川原で調べた結果と大変よく似ています。このことから,大川沿いにみられる山地が,主にどのような岩石からできているか,ということが推定できます。

 4)調べた結果を表にまとめる。
大きさ(cm) レキの形 種類
5〜15 15〜25 25以上 亜円 凝灰岩 安山岩 流紋岩
31 21 7 20 24 15 49 5 5
53% 35% 12% 34% 41% 25%      

 塔のへつり,田島小学校の資料とレキの大きさ,形などを比較させることにより,流水のはたらきの理解を一層深めることができます。


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