-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-224/231page

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 2)(ア)の場所で,10mの長さをとり,川原の近くの流れと5mぐらい離れた地点での流れの速さについて,流速を測ってみよう。

 3)水中のぞき箱で,(ア)の地点の川底をのぞき,砂などが流されていくようすを観察しよう。

(4)川原のレキを調べる。

 川原でのレキや砂のつもり方が平均的な所を選んで,1m四方の方形枠を置く。方形枠の中に入っている長径5cm以上のレキをすべてビニルシート上に取り出す。(表面に見えているレキのみ)

 1)レキの大きさで分ける。

 レキの大きさによって5〜10cm,10〜15cm,15cm以上に分け,その数を調べる。

 2)レキの形で分ける。

 レキの形でまるい石,ややまるい石,角ばった石の3つに分け,その数を調べる。

 3)レキの多くは緑泥片岩のような変成岩で,他に花こう岩,安山岩,流紋岩が見られます。このことから,只見川や伊南川の上流の山地は変成岩や火成岩からできているものがあることが推定されます。

 4)調べた結果を表にまとめる。
大きさ(cm) 種類
5〜10 10〜15 15以上 亜円 緑泥片岩 花こう岩 安山岩 流紋岩
13 12 11 15 18 3 24 10 1 1
36% 33% 31% 42% 50% 8%        


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