-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-227/231page

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出す。(表面に見えるレキのみ)
伊南川中の橋下

 1)レキの大きさで分ける。

 レキの大きさによって5〜10cm,10〜15cm,15cm以上に分け,その数を調べる。

 2)レキの形で分ける。

 レキの形でまるい石,ややまるい石,角ばった石の3つに分け,その数を調べる。

 3)レキの多くは緑泥片岩のような変成岩で,他に花こう岩,安山岩,流紋岩がみられます。このことから,上流には変成岩や火成右からなる山地のあることが推定できます。

 4)調べた結果を表にまとめる。
大きさ(cm) 種類
5〜10 10〜15 15以上 亜円 緑泥片岩 花こう岩 安山岩 流紋岩
21 7 16 25 18 1 29 8 4 3
48% 16% 36% 57% 41% 2%        

 レキの形については上流の南郷一小の川原のレキの資料と比較させることによって,流水のはたらきの理解が一層深まります。


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