研究資料分類基準F-201習熟度別学習研究の手引き-008/96page
そこで,習熟度別学習を体系的に研究するには,少なくとも,次の視点が必要でしょう。
(1)自校の生徒や地域の実態を調べ,その課題を明らかにする。
(2)習熟度別学習研究の視点を明らかにし,その共通理解を図る。
(3)目標分析,教材分析などにより,指導内容を組織化し,診断テストにより各教科における生徒個人の習熟の程度を把握する。
(4)習熟度別学習集団について研究する。
(5)習熟度別学習にみあった指導法を研究する。
(6)習熟度別学習にみあった学習評価の方法を研究する。
(7)キャリア・ガイダンス,教育相談など,生徒や父兄に対するガイダンスについて研究する。
(8)習熟度別学習にみあう教育課程の編成と,その弾力化について研究する。
以上を図で示せば,図1のとおりです。