学級担任・H・R・Tのための学校教育相談入門-067/222page
ください。
(4) すぐには解決できないことがあるかもわかりませんが,それは,後日,先生と考えましょう。
2.「何を話そうか」と困っている人に
(1) 今,悩んでいること,困っていることの中で,一番先生と話しやすい,急ぐことから話してはどうでしょうか。
(2) アンケートの中の項目について話せば,話しやすいと思います。
(3) こんな小さなことを相談するのは恥ずかしいと思っているようなことでも結構です。思いきって話してみましょう。
3.「先生との面接はいやだなあ」と思っている人に
(1) なぜ先生との面接はいやなのだろう。先生はすぐに注意するからですか。今回の面接はそういうものではありません。安心してください。
(2) 先生はみんなと話したいのです。あなたの悩んでいること,困っていることを,一緒に考えたいと願っているのです。
(3) 先生に話してもわかってもらえないと思っている人もいるかも知れません。お互いに理解できないこともあるかもわかりません。しかし,話し合えば,わかりあえることもたくさんあると思います。話し合うことで明日からの学校生活をより楽しいものにしていきたいと願っています。
今回の面接は,時間と順番をきめて全員に行うものですが,話したいことがあれば,いつでも相談にきてください。
この面接をきっかけにして,先生と話すことに慣れましょう。
学校生活のこと,家庭生活のこと,その他なんでも気軽に話し合える人になっていきましょう。