学級担任・H・R・Tのための学校教育相談入門-066/222page
(5) 全員と短時間でも話し合うことにより,よりよい人間関係をつくる
3.期間・場所
(1) 期間 ○月○日〜○月○日(期間中は校内会議等行事は一切もたない)なお,短縮授業による時間的な配慮も考えられる。
(2) 場所 学年・学級ごとに場所を明示する。
(3) その他 期間中実施を原則とするが,やむを得ずできない時は,期間後実施し,全員と面接すること。
4.留意事項
(1) 最初の出会いを大切にすること。
話しやすい雰囲気づくり,親しみのある態度。
(2) 子供の抵抗感を素直に受容すること。
あせらず,ゆとりをもって,子供の言葉のくり返しを。
(3) 感情の明確化を図ること。
子供の言葉で,あるいは,それに近い言葉を使って確認する。
沈黙も言葉であることの理解。
(4) 事実に即して考えるように援助すること。
問題の本質につながるような事実の選択。
(5) 終わりの段階,まとめを重視すること。
まとめ,次回へのつながり。
(2) 子供へ配布した「チラシ」
面接について
1.面接を受ける人に
(1) 全員面接をするので,時間が少ないということを知っておいてください。
(2) 何を相談するかを前もって考えておいて,時間を大切に使いましょう。
(3) あなたが話したことは,決してだれにも話しませんから,安心して