中学校技術・家庭科研修講座資料材料試験機の使い方-011/26page
5.結果
測定値から表3-1を用いて,つぎの式で示される数値を計算する。
Fmax: 最大引張荷重(kgf) 引張強さ
(応力)σB=Fmax/Ao(kgf/mm2) Fsu: 降伏占荷重(kgf) 降伏点
(応力)σsu=Fsu/Ao(kgf/mm2) lo: 標点間距離(mm) 伸び
(ひずみ)δ=l−lo/lo×100(%) l: 破断後の標占間の距離(mm2) 絞り ψ=Ao-A/Ao×100(%) Ao: 試験片のもとの断面積(mm2) A: 破断後切り口を合わせて測定した最少断面積(mm2) 表3-1 引張試験の測定値
試験片 S15C(1) S15C(2) S45C Al lo:標点距離(mm) do:平行部の直径(mm) Fmax Fsu l d:破断後の直径(mm) Ao=πdo2/4(mm2) A=πd2/4(mm2) *σB=Fmax/Ao(kgf/mm2) *σsu=Fsu/Ao(kgf/mm2) δ=(l-lo)/lo×100(%) *ψ=(Ao-A)/Ao×100(%) (注)*この数値は1位に丸める。伸びは小数点以下1位に丸める。
標点距離の中心から標点距離の1/4を超えたところで切断した場合は,「JIS Z 2241」を参照。