親と教師の教育相談室-200/201page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

おわりに

この冊子にまとめられた質問の解答は,福島県教育センターにかつて在職していた所員及び現在在職する所員によりなされたものである。同じような質問は,取捨選択して七つに大別はしてみたが,明確に分類できないものや,内容によっては,二つ以上にわたるものもあったが,それらについては,編集者の意図で分類をしてみた。
寄せられた質問は,身体に関するもの,性格・行動に関するもの,生活習慣に関するもの,学習習慣に関するもの,教科学習に関するもの,非行に関するもの,それらのいずれにも属さないものなど実にさまざまである。そして,必ずしも,不安や悩みばかりでなく,積極的に子供を伸ばすための親や教師のかかわりのあり方や,教科学習に関する子供たちの疑問にも答えたものである。
解答をしていく際の基本的な姿勢としては,寄せられた質問に対して,考えられる原因を明確にし,その原因を除去するために,主として親や教師のかかわり方はどうあるべきかといった面を,できるだけ平易な文章で,箇条書などにまとめるように努めた。
なお,もくじの問いのあとに示した,(幼)は対象が幼児にかかわる問題,(小)は小学生,(中)は中学生,(高)は高校生,(一般)は一般大人にかかわる問題であることを意味したものであり,発達段階を考慮して配列した。
同じような悩みや,不安を持たれている親や教師が問題を解決される際のハンドブックとして活用されることを期待したいものである。


企画・編集者
福島県教育センター教育相談部

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。