小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1983-030/099page
○「文・文章の読み」では、次の点に力を入れて指導していきたい。
・「だれが、どこで、何をして、どうなったか」を順序にしたがって、きちんとあら筋をつかませる。
・登場人物の立場に立って読み進められるようにする。
・想像豊かに読ませることは大切であるが、語句や文章に即して読み進めるようにする。
○「文・文章を書くこと」では、次の点に力を入れて指導していきたい。
・句点やかぎなどの記号を正しく使えるようにする。
・助詞の「は」「へ」「を」を正しく使えるようにする。
・接続語の使い方に慣れて、正しく使えるようにする。
○第1学年は、基礎になる指導事項を正しく理解させなければならない。
しかも、単なる知識として教えるのではなく、言葉集めなど遊戯の方法をとり入れ、興味・関心をもたせながら具体的に指導することが大切である。