小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1983-031/099page

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(2)算数
領域・小問ごとの分析 対策の視点
[1]数と計算

1.加法、減法の計算

(1)1位数+1位数の計算
正答率は98%と大変よい。繰り上がりのない計算である。

(2)1位数+1位数の計算
正答率は94%である。誤答の中には、12、14などのように計算ちがいによる誤りが見られる。

(3)1位数+2位数の計算
正答率は96%とよい。繰り上がりのない計算である。

(4)1位数+2位数の計算
正答率は93%である。誤答の中には、1位数どうしの計算の誤りが見られる。

(5)2位数+2位数の計算
正答率は95%である。誤答の中には、37などの誤りが見られる。

(6)1位数−1位数の計算
正答率は92%である。誤答の中には、4のように、指を使っての減法過程での誤りが目立つ。

(7)2位数−1位数の計算
正答率は85%である。誤答の中では、7、13などのような指を使った減法過程での誤りが見られる。

(8)2位数−2位数の計算
正答率は88%である。誤答の中では、100のように80と20の数を見て反射的に合成してしまったと思われる誤りが目立つ。

(9)2位数−1位数の計算
正答率は82%である。誤答の中では、
○加法の計算はよくできているが、指を使っての数えたしは早く卒業させるようにさせたい。

○減法の指導にあたっては、具体物から、数え棒やタイルなどの半具体物を通し指導するとともに、位取り板を使って数操作が確実にできるようにさせたい。


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