小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1983-032/099page
領域・小問ごとの分析 対策の視点 9などのように2位数−1位数の計算の基礎が身にっいていないための誤りが見られる。 ○3口の式の計算の場合には、左から計算し、途中の計算の経過をメモするなど、確実に計算する方法を工夫させることも必要かと思われる。 (10)2位数−1位数の計算
正答率は90%である。誤答の中には、9のような前問と同じ誤りが見られる。(11)2位数−1位数の計算
正答率は90%である。誤答の中には12のように、6−4+10とした誤りが見られる。(12)1位数+1位数+1位数の計算
正答率は87%である。誤答の中では13のように計算上の誤りが見られる。(13)1位数−1位数−1位数の計算
正答率は90%である。誤答の中では、3や1のような計算上の誤りが見られる。○式の意味と計算の方法を半具体物などの操作を通して十分理解させておきたい。 (14)2位数−1位数+1位数の計算
正答率は73%である。計算問題としてはかなり低い。誤答の中では9のように、10−8=2、2+7=9として最後に3を加えないなど、減法の繰り下がり過程での誤りが目立つ。2.加法を適用する文章題
正答率は93%でよく理解されている。誤答の中では、13、17などのように計算の間違いによるものが多く見られる。○計算が確実にできるようにさせたい。 3.減法を適用する文章題
正答率は84%である。誤答の中では、18や5などのように、数量関係がつかめず、加法を適用したものや、計算の誤りによるものが目立つ。○減法を適用する文章題の読み取り方を、数図などを用いて十分練習させることが必要である。