小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1983-034/099page

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領域・小問ごとの分析 対策の視点
4.時刻の読み取り
(1)○時 正答率は93%で、よく理解されている。
(2)○時半 正答率は86%である。誤答の中では、11時半などのように短針の読み違いによるものが見られる。
○時計の針を実際に動かす操作を多く取り入れることによって、正しく読み取れるようにさせたい。
5.かさの比較
正答率は79%である。誤答の中には、8などのように文章をよく読み取っていないためと思われる誤りが特に目立つ。
○減法の意味や一対一対応による差の求め方の理解の徹底をはかりたい。
領域[2](量と測定)について
この領域の平均正答率は89%である。 長さ、広さ、かさの比較については、何を根拠にすれば比べることができるのかを、実際の測定を通して明確に理解させることが大切である。 また、測定を正確に行わせるため、しるしをつける操作を取り入れるなどの指導も必要であろう。 時計の読み取りの指導では、模型や本物の時計を動かすことを数多く経験させることが大切である。
領域・小問ごとの分析 対策の視点
[3]図形
1.三角形と四角形の弁別
(1)三角形の弁別
正答率は86%である。誤答の中では「お」「い」が多く見られる。
(2)四角形の弁別
正答率は85%である。誤答の中では「き」「え」が目立つ。
○図形を数多く見せ、その中から「さんかく」「しかく」「まる」を選ばせる練習を多く取り入れたい。
2.直方体の弁別
正答率は85%である。誤答の中には「い」
○形を見分ける場合、その観点をしっかりおさえさせたい。

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