小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1983-048/099page
領域・小問ごとの分析 対策の視点 のように単純に加えて求めようとする間違いが見られる。 導も大切であろう。 10数量関係
正答率は78%である。問題文をよく読みとらないための間違いが特に目立つ。11グラフに表す
正答率は95%である。数のかぞえ違いが見られる。領域[1](数と計算)について
この領域の平均正答率は82%である。 加法・減法の計算はよくできているが、誤答の大部分は繰り上がり、繰り下がりの操作がつまずきの原因となっているので、教具を工夫しながら筆算の手順やその意味を確実にわからせるようにすることが必要であると思われる。 空位の数の順序、大小のもとになる十進位取り記数法のしくみを確実に理解させたい。そのためには、同じ数字でも書かれた位置によってその大きさがちがうという位取りの基本をしっかりと身につけさせる必要があろう。領域・小問ごとの分析 対策の視点 [2]量と測定 1長さの単位
正答率は86%である。誤答の中では、5cm 4mmや6cm 3mm のように目もりの読み違いが見られる。○ものさしを使い、5cm単位のしるしなどに留意させるなどして、具体物を測定する場面を多く設定したり、単名数と複名数表示をさせながら、mm とcm の単位関係を意識化させることも必要と思われる。 2長さの単位関係
正答率は78%である。2cm 5mm のように、cm とmm の単位に留意せず、単純に数字を加え処理しようとする誤りが目につく。3長さの大小比較
正答率は56%と低く、誤答の中では、単○何を単位として表されているのかをはっきりさせ、比較するものの単位をそろえて比