理科学習指導資料高等学校「理科2」の指導-072/139page

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4 土壌中の小動物を調べる

1 ねらい

 土壌動物といえば,ミミズとモグラ以外は,ヒトの目にあまり触れられず,知られていない。
 しかし,土壌中には実に多くの動物が住み,暗黒の世界で営々として行っている働きは,安定な生態系を維持する上できわめて重要である。
 ここでは,ツルグレン装置を自作し,土壌中の中,小形動物を採集して,その種類,個体数及び分布状態などを調べ,土壌の種類,位置及び植生などの関連について考えてみる。

2 準備

 軍手,長靴,巻尺,根掘り,剪定ばさみ,吸虫管,スコップ,管瓶,輪ゴム,ポリエチレン袋,70%エタノール,ジュースの空缶(※),ピンセット,双眼実体顕微鏡,ルーペ,ツルグレン装置(自作),鉄製スタンド
※ジュースの空缶を深さ5cm に切ると,約100cm3 の体積となる。
※ツルグレン装置……中形土壌動物のうち,ダニやトビムシなどのように,ある程度乾燥に耐えられしかも移動力のある土壌を採集するのに使用する。土を電球で乾燥させると,乾燥をきらう動物は下にもぐりついに落下して70%アルコール管瓶に入る。市販のツルグレン装置もあるが,下図のようにスタンドを利用して自作するとよい。

図 ツルグレン装置の一例
ツルグレン装置


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