理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-028/116page

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1 単元名 きのは きのみあつめ

2 指導要領の目標と内容

(1)目標
身近に見られる生物を探したり世話をしたりさせて、生物の著しい特徴に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
いろいろな植物を探したり、葉、花、実などを使った活動をしたりさせながら、それらの色、形、汁などの特徴に気付かせる。

3 活動例

木の葉や木の実を集めたりして、いろいろな色や形の葉や実があることから、それらは植物の種類によって違うことに気付かせる。

例1 秋の野外や校庭にいって落ち葉や木の実を集めよう。

※できるだけ子どもたちを野山につれだして活動させたい。しかし、学校のまわりに野山などがない場合には、校庭や、学校のまわりの木から落ち葉や木の実を集めさせるとよい。
※秋の遠足とかね合わせて活動させることも考えられる。
※ただ単に落ち葉や木の実を集めるのではなく、木の様子や木のまわりの様子なども観察させ、自然の大きな変化にも気付かせたい。そのために、高い所に登ってまわりの山々や木々の様子を見渡すのもよいことである。
※ここでは、「集める」「探す」「見つける」という活動を十分やらせたい。

例2 集めた木の葉や木の実を、整理しよう。

※集めた木の葉や木の実を並べたり、分けたりする観点として

○色で分けてみよう。
○形で分けてみよう。
○大きさで分けてみよう。

(1)木をつくろう。(個人作業)画用紙にクレヨンで木を書き葉や実をつけて整理する。
(2)山をつくろう。(共同作業)大きな紙を3〜4人のグループで作業し、葉や実をつかって山をつくっていく。
(3)もようをつくろう。自分のすきなもようや、形をつくっていく。

集めた木の葉や木の実を、整理しよう。


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