理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-042/116page

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1 単元名 水の中のいきもの
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
草むら、水中などの動物を探したり工夫して飼ったりさせながら、それらの食べ物、住んでいる場所、動きなどに違いがあることに気付かせる。
3 活動例
水中の生き物の観察や採集に興味、関心をもたせ、居場所や動き方の特徴に気付かせる。

例1 生きものクイズをしよう。
※「わたしは長い足で水の上をすいすい泳ぎます。」などで、生き物の名を言わせたり、絵をさがさせたりする。
例2 池や小川に住む生き物の居場所を見つけ、上手な捕え方を工夫し、協力して採集する。
※事前に生き物の生息状況、水かさ、安全などの現地調査をしておく。危険防止のためグループごとに行動させ、自然保護にも十分注意させる。
(1)生きものの居場所を予想し、いろいろな場所をさがす。
○校内の池やプール、水たまり ○学校近くの小川やたんぼ
(2)自然のままを観察しながら採集する。
※興味のある生物だけでなく、カワニナ、タニシなどにも目を向けさせる。
○生き物の居場所(水の表面、水の底、水の中、浅い所など)
○生き物の動き
(3)採集して気付いたことを記録する。
※個人記録をもとにグループごとに観察カードに記録し、掲示するとよい。

採集した水中の生きものの住んでいた場所の様子とよく似た環境を作り飼う工夫をさせる。

例1 生きものの住む場所の違いをあてっこしよう。(図1)
※生きものを飼うための住みかの条件を考えさせる。

(図1)(初教出版)
(図1)(初教出版)


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