理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-045/116page

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1 単元名 虫をさがそう
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
草むら、水中などの動物を探したり工夫して飼ったりさせながら、それらの食べ物、住んでいる場所、動きなどに違いがあることに気付かせる。
3 活動例
野外にはいろいろな虫がいることに気付かせ、虫の居場所、動きなどに興味、関心を持たせる。

例1 校庭や野原にどんな虫がいるか探険に行こう。(図1)
※いろいろな虫に目を向けさせ、それぞれ虫の好きな場所、好きな食べ物、動きなどを自然のままで見させる。

花に、チョウ、ハチ キクの茎に、アブラムシ、アリ 石のかげにダンゴムシ、ミミズ 花のみつを吸う えさを運んでいる 丸くなるダンゴムシ
花に、チョウ、ハチ キクの茎に、アブラムシ、アリ 石のかげにダンゴムシ、ミミズ 花のみつを吸う えさを運んでいる 丸くなるダンゴムシ

(図1)(2年算数理科 第1法規)

例2 野外で虫とりをしよう。(図2)
※採集する数や危険防止については十分留意する。危険のない虫としてはコオロギ、バッタ、トンボ、チョウ、テントウムシ、ダンゴムシ、アリなどが考えられる。

網でつかまえる 手でつかまえる 落としてつかまえる かくれている虫をつかまえる
網でつかまえる 手でつかまえる 落としてつかまえる かくれている虫をつかまえる

(図2)(初等理科教育)

虫は種類によって住んでいる場所、体の形や動きに違いがあることに気付かせ、虫に親しみをもたせる。

例1 虫となかよしになろう。
○アリの行列について行こう。
※体の様子、動き、えさ、巣などに目を向けさせる。


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