理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-047/116page

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1 単元名 つぼみと花
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
植物の種子を蒔いて育てさせながら、植物は芽を出して育ち、花が咲いて多くの種子ができること及び日なたと日かげとでは育ち方に違いがあることに気付かせる。
3 活動例
ヒマワリなどのつぼみから開花までの様子を観察し、成長には順序があることに気付かせる。

◇つぼみを調べよう

例1 ヒマワリのつぼみをさがそう。
(1)ヒマワリのつぼみさがしをする。
※青いつぼみのついたころをみはからって、つぼみのついている位置を予想させてからつぼみ探しをさせる。
(2)つぼみの様子を絵や文に書く。(図1)

(3)一番先に咲くつぼみを探し、順位をつける。
※花が咲く予想日数などを書いた名札などをさげさせるとよい。
(4)花のチャンピオンを選ぶ計画をする。
※早く咲いた花、大きく咲いた花を選ぶことを話し合い、世話や観察の意欲を持続させる。
(図1)
(図1)
(大日本図書)

例2 ほかのヒマワリとくらべてみよう。
。つぼみの様子 。つぼみのついている位置 。つぼみの大きさ 。つぼみの数
※同じ場所でのつぼみの様子と比べたり、日かげのつぼみの様子を比べたりして共通点や差
異点に気付かせる。

例3 ほかの草花のつぼみを調べてみよう。
※ホウセンカやオシロイバナの他に地域や学校の自然環境に応じ、親しみやすい草花をとりあげてもよい。
※ヒマワリや他の草花のつぼみと比べて観察させる。
ヒマワリ(日なた) ヒマワリ(日なた)
(図2) (図2)
つぼみが大きくなった。下からヒマワリを見ると木のようだ。 花がさいた。大きくじょうぶそうな花だ。
(図2)(大日本図書)

例4 つぼみから開花までを観察し、記録しておこう
※ヒマワリに支柱を立て倒れるのを防ぐ(図2)
ヒマワリ(日なた)
つぼみが大きくなった。下からヒマワリを見ると木のようだ。
ヒマワリ(日なた)
花がさいた。大きくてじょうぶそうな花だ。

◇花を調べよう
例1 ヒマワリの花の身体検査をしよう。
(1)花の様子を観察する。
(図3)
(図3)

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