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●児童も意欲的である。ビニール袋をもって信夫山にでかけた。
○あ、あそこに花がある。
●ひとりが花を見つけると、そのまわりにいた子どもたちも走っていって花をつんでいる。まだ、実にまでは目が向いていない。
○先生、あそこの赤いの、とっていい。
●草やぶの中にあったヨウシュヤマゴボウの実を見つけた。その実から汁がとれることがわかるとあとからあとから取り出す子がふえていった。子どもの目が花から実に移っていった。
○もっと別の実はないかな。
○もう色水できたよ。
●ビニール袋の中ではヨウシュヤマゴボウの実がつぶれ、赤黒い汁がたまっている。 |
写真4 やぶの中の実をとる |
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○こんな小さな花でも色水とれるかな。
○へんな実があるよ。これもできるかな。 |
写真5 ヨウシュヤマゴボウの実をとる児童 |
次の時間はこれで汁をとってみようね。家のまわりにも汁のとれそうなものがあったら、それも持ってきてやってみよう。 |
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○よ一し、ぼくもってくるぞ。
○先生、どんなものでもいいの。 |
<本時のねらい> 4/5
山や、野原に生えている草花から汁をとり出す活動を通して、自然のままに生えている植物にも汁が含まれていることや、とり出した汁には植物によって特徴があることに気付かせる。 |
前に児童がつくった赤とむらさきの濃さの違う色水を提示する。 |
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○休み時間からもう色水づくりを始めたいと待っている児童や、友だちのもってきた植物を見て、わけてもらっている児童などさまざまである。
○赤い花とむらさきの花からつくったんだ。
○水をたくさん入れるとうすくて、少しだとこくなるよ。
●児童は、これまでの経験から、色やこさの違いの原因を発表した。 |
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