理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-098/116page
B 身体検査の方法を話し合う ○手のひらと比べるとよくわかる。
○葉を重ねて比べる。
○それでは葉を取って調べなければならないからむずかしい。
○葉の下に紙をあてて写しとるとよい。
○茎の太さをものさしで測る。
○でも茎はまるいからものさしでは測れない。
○茎のまっすぐ前から見て測るとわかる。
○太さから幅としての見方に気付く。
○鉛筆で1本分、2本分というようにしても調べられる。
○指で小指の太さ、親指の太さ、指2本分というようにしても調べられる。
○テープやひもを巻きつけて調べるとよい。
○茎の高さはものさしで調べる。
○巻尺でも測れる。
○自分の背の高さとくらべると簡単だ。
○だけど大きい人と小さい人がいるからくらべっこにならないのではないか。
●基準となるものが普遍でなければならないことに気付く。
○ひもやテープで測るとよい。
○棒だっていい。印をつけておくとどこまで伸びたかも調べられる。
○鉛筆でだって新しい鉛筆ならみんな同じに測れる。
●測定の基礎である基準単位をきめて測る方法を考え出している。
写真2 手のひらより大きい、ぼくの顔ぐらいだ。
写真3 鉛筆やテープでも調べられるよ。
花だんのヒマワリの身体検査をしましょう。
C ヒマワリの身体検査をする ○やあ、大きいなあ。
○この前より大きくなった。すごいなあ。葉も顔ぐらいあるよ。
○このヒマワリは小さい。葉の色もうすいし、やわらかし感じだ。病気かな。
●肥料が足りないのではないかということになり、肥料をやる。
○高さはものさしで測ろう。…………90cmもあった。すごいなあ。
○この前はテープでここまでだったけどきょうはこれだけ大きくなったよ。
○葉の大きさは鉛筆で調べよう。……縦1本分、横は半分だ。下の方が大きい。
○先の方に小さい子どもの葉がある。この葉に目印をつけておこう。
○葉と葉の間が鉛筆1本分より長くなった。
○茎の太さはものさしで2cm位だ。