小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1984-024/98page
観点・小問ごとの分析 対策の視点 かいもの85%、そうじ78%、ごみ出し81%である。 洗たく、そうじを洗たく機、そうじ機と器具名を答えているものもある。 ごみ出しも同様にごみと答えている。 時に問題文をよく読む態度を育てておく必要がある。 5 特別教室の備品 それぞれの正答率は、とび箱91%、本と本棚88%、顕微鏡77%、ピアノ91%と答え児童の利用回数の多い体育館、音楽室の備 品の正答率がよい。 顕微鏡のある教室を図書室と混同している。また、本と本棚のある部屋を体育館、図書室と混同している。 〇 学校めぐりの際、特別教室の名まえをしっかり覚えさせるとともに、そこにある備品類について話し合わせたり、絵にかかせたりして定着をはかることが大切である。 また、絵にかいたものを校舎平面図の各教室にはったりする作業を通して理解させる方法も考えられる。
〇 理科室の見学は、準備室なども注意しながら見せると興味を持つと思われる。6 生まれてから入学前までの成長の様子 友だちがたくさんできたころの正答率は88%である。 成長の順序の正答率は63%と低い。成長していった順を大きい順とまちがえて答えたものが多い。 〇 赤ちゃんのころから今まで成長していった様子を写真をはったり、絵にかいたりして、とらえさせるようにしたい。 観点(1) (知識・理解)について
観点(1)の平均正答率は79%であるが、小問によっては、33%〜96%の差がみられる。 1年生の学習内容は、実際に観察可能なものが多いので、ぜひ具体的に観察させることが大切である。そして、観察したものを絵や文に書いたり、動作化させたりする表現活動をさせることにより、観察したものが教室で再現され、より確実に知識として定着するものと思われる。 また、1年生なりに、用語、固有名詞なども、正しく覚えさせることも必要である。観点・小問ごとの分析 対策の観点 (2) 資料活用の能力
1 道路に設置されている安全のための施設の設置場所〇 問題文をよく読み、問題の意図をよくとらえることができるよう訓練しておく必要があ