小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1984-043/98page
◎ 第2学年社会のまとめ
〇 三つの観点について、それぞれの正答率をみると、「知識・理解」については79%、「資料活用の能力」については82%、「社会的思考、判断」については78%の正答率を示しており、ほぼ平均した正答率を示している。
〇 知識・理解については、身のまわりの働く人の様子を具体的、体験的な観察学習をさせ、更にそれらを表現活動を加えながら、知識として身につけなければならないものを習得できるようにしていきたい。
〇 資料活用の能力については、むしろ観察や表現活動を補うものとなるが、写真、絵、グラフ、実物などの資料を自ら探し求めて調べたり、観察や地域の事象と比べながら活用していくことができるようにしていくことも大切である。
〇 2年生としての思考・判断は、「気づく」程度でよいが、やはり観察やその結果の表現などの活動によって育つものである。職業的仕事をする人々の働きの意味に児童の側から気づくように指導を進めることが大切である。