小学校「福島県標準学力診断検査問題」による学力分析報告書1984-045/98page
領域・小問ごとの分析 対策の視点 ワリの成長にともなって葉の数がふえていくことまではとらえているものの、どの部分に新しい葉ができるのかについてはあま り関心がもたれていないためと思われる。 のではなく、下から数えて何枚目、上からは何枚目というように、具体的操作を通して観察させたり、記録させたりする。 7 ヒマワリのたねができる様子
〇 正答率56%で、理解は不十分である。これは、結実する途中での観察が十分でないためではないかと思われる。〇 観察の間かくをせまくしたり、実際にたねにさわったり、たねを割ってみたりすることにより、理解させる。 8 ヒマワリのたねの数
〇 正答率57%であり、理解は不十分である。 誤答の中では,500こぐらいとするものが一番多い。〇 できたヒマワリのたねの数をみんなで数えてみるなど、具体的操作を通した活動が大切である。 9 ヒマワリの花が咲く順序
〇 正答率55%であり、理解は不十分である。 誤答の中では、(ア)と(イ)の順序を取り違えているものが多い。〇 開花の過程を、開いていく花びらの数などに着目させ、観察させる。 10 水面を動きまわっている生き物
〇 正答率63%であり、ほぼ理解されている。 誤答例の中ではミズカマキリやゲンゴロウを水面を動きまわる生き物ととらえ、ミズスマシを見落しているものが多い。〇 知識としての理解をはかるだけでなく、飼育、観察を中心とした展開をする。観察の観点として、それぞれの生き物はどこをどのように泳ぐのかなど、具体的めあてを持たせて観察させることが大切である。 11 水中の生き物の飼い方
〇 正答率60%であり、理解は不十分である。 誤答の中では、ミズスマシやアメンボを飼うとき、水をたくさん入れるとしているものが多い。 12 肉食の虫〇 いろいろな生き物を実際に飼ってみることが大切である。しかし、飼い方の全てに気づかせるのは高度な内容となるので、飼い方としてなぜそうするのか、あるいはなぜそうしていけないのかなど、生き物の特徴をおさえた指導が必要である。
〇 いろいろな虫を実際に飼ってみること、い