すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-034/114page
(3)日本の音階を使って即興創作をする。(展開その1)
都節(みやこぶし)音階を使って
※ 日本の音階のとらえ方には諸説あるが,ここでは小泉文夫氏の分類によるものを取り上げた。なお,楽譜は相対音高で示していて,移調が可能である。
箏曲や三味線音楽などでよく使われる都節音階の5音を使って,下の3つの方法で即興創作をします。
ア
2面1組になり,4拍ずつ交互に即興で演奏します。(問答形式) 〈即興の例〉 イ
1面4拍ずつの演奏をつないでいきます。(リレー形式) 〈即興の例〉 ウ
1面の即興に,別の即興を加えていきます。全体で5〜6面までが適当です。(多声形式) 〈即興の例〉