すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-036/114page
@ 創作の手順について
1グループは5〜6名で構成します。この1グループで1段を担当します。1面につき2〜3名に分かれて,2面の箏は向かい合う形で置きます。
ア
本手(旋律)と替手(伴奏)のパート分担
まず,本手と替手の2つのパートに分かれます。曲の途中でパートを交替するものとし,その箇所について相談させます。
イ
替手担当部分の創作
創作するリズムや音は本手の奏法譜(算用数字による横譜を使う。P.33の『かごめかごめ』の楽譜参照)にメモしていきます。教師は,創作のための参考として箏曲や伝統音楽によく見られるリズムの「型」を紹介します。生徒は,「型」そのものを借用したり,それを展開させた型を考えながら創作をすすめます。