すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-102/114page

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(1)「けなす・けなされる」ロールプレイ

のやりとりをするとどんな感じがするか,「けなす役」「けなされる役」になってロールプレイをします。やりとりが終わったら,二人で感じたことを話し合いましょう。合図があった
ら,役割を交替してロールプレイを行います。

ロールプレイをする。 「けなす・けなされる」ロールプレイ
  何だか仲が悪くなりそう。
  どっちも馬鹿にしているような感じで喧嘩しそう。
  日常的にかなりやっていると思う。


(2)「ほめる・ほめられる」ロールプレイ

のようなやりとりをするとどんな感じがするか,「ほめる役」「ほめられる役」になってロールプレイをします。やりとりは,台本(資料3)の@ABに「いいところ一覧」(資料4)の3つのよいところを入れて行います。やりとりが終わったら,二人で感じたことを話し合いましょう。合図があったら,役割を交替してロールプレイを行います。

台本を使ってロールプレイをする。

(例えば)

「T君は,係の仕事を責任を持ってやるよね。」
→「ほんと?」

「みんなそう言っているよ。それにだれにでも笑顔で接してやさしい性格だよね。」
→「恥ずかしいけどうれしいな。」

「一番いいのは,弟や妹の面倒をよく見るし,お母さんの手伝いも進んでやることだと思うな。」

→「ぼくのよいところなのかな。ほめてくれてありがとう。S君だっていいところがいっぱいあるよね。」

*補助者とのモデリングを通して台本の使い方を示すと,子供はロールプレイの仕方を理解しやすくなる。
「ほめる・ほめられる」ロールプレイ

資料3


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