すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-105/114page

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特色ある学校づくりを進めるための校内研修

 
 
 

「道徳教育通信」を活用した道徳教育の校内研修の充実

 

 

1 道徳の授業のことで悩んだことはありませんか

今,道徳教育の充実が求められています。「道徳教育に関する研修を深めたい」「子供の心に響く道徳の授業をしてみたい」そんな願いをどの教師も持っていることと思います。

しかし,いざ研修を深めたいと思っても多くの学校では,教科指導や生徒指導,「総合的な学習の時間」の研修等で道徳教育に関する研修の時間確保が難しく,道徳の授業を見る機会も少ないのではないでしょうか。

道徳教育

 

2 こんな方法はどうでしょうか

道徳研修

研修の時間の確保が難しい状況の中で,成果のあがる道徳研修の方法はないものかと考えました。それは,新しい方法ではありませんが,通信の継続的な発行ということです。多くの学校で研修主任が「研修だより」など研究に関する通信を発行していると思いますが,その道徳編ということです。

ただ,通信の発行を始めたものの,他の仕事が忙しく,途中で断念してしまうこともあるのではないでし ょうか。そこで,各学校で共通して使える道徳教育に関する通信資料があれば,それをもとにして,各学校で通信の発行を継続的に行っていくことができるのではと考えました。

 


 

3 先生方の二一ズは?

各学校で活用できるものを作るには,教師の道徳教育に関する研修二一ズを調べる必要があります。

そこで,県内の多くの教師から道徳教育に関する諸問題,悩み,必要としている資料などを調査して,右のような4つの視点にまとめてみました。

1 道徳教育全体の充実に関する内容
2 道徳の資料に関する内容
3 道徳の授業の基本に関する内容
4 道徳の授業の応用・発展的な内容

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