『生きる力』を育てる指導と評価の 実践事例集 平成14年9月-074/142page
1 水撃ポンプの製作
この水撃ポンプは,比較的安価に製作でき,構造が簡単なため原理がわかりやすい。
[準備物]
灯油用給油ポンプ(大),塩ビソケット,鉛板(1.Og),ストロー,接着剤,塩ビパイプ(外径16mm 長さ2m),アクリルパイプ(内径18mm 長さ80cm),ポリバケツ(取水用,排水用),紙コップ(揚水部用),ビニルテープ
[製 作]
@ 図1のように,灯油用給油ポンプのポンプ部,給油部の一部を取り去る。次に,揚水弁,排水弁に鉛板を接着剤で貼りつける(水撃ポンプ部)。
A 図2のように,塩ビ管,塩ビソケット,水撃ポンプ部,アクリル管を接着剤で固定する(揚水部)。
B 図3のように,バケツの下に直径18mmの穴をあけ,塩ビ管(入水管)を差し込み接着剤で固定する(取水部)。
C アクリル管に穴をあけ,ストローをさし,紙コップにつなぐ(揚水部)。
D 水撃ポンプの下にバケツを置く(排水部)。
E 各部分をを図3のように組み立てる。[実 験]
取水部に水を入れ,排水弁をちょっと押す。(タイミングが合うと動き出す。)
※ 連続的に動かないときは,鉛板の重さや位置を変える。