研究紀要第2号 教授組織に関する研究 実践集 - 010/047page

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   第10表 発表・話し合いの態度
内  容 訓練中心学年

1

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個人学習
1 問題をつかんで解決のための準備をする。
2 学習方法や手順に従って学習する。
3 学習内容が身につくまで繰り返し学習する。
4 解決事項と問題点を明らかにする。
5 結果をノートに整理してまとめる。
     
集団学習
話し方の基礎
1 姿勢や向きに注意し、聞き手の方を見て話す。
2 みんなに聞える声で、ゆっくりと語尾をはっきりわかりやすく話す。
3 ていねいなことばづかいで話す。
4 理由、原因、条件と結論をおさえ、順序よく話す。
5 要点をおとさないように考えながら話す。
   
聞き方の基礎
1 姿勢や向きに注意し、話し手の方をみながら聞く。
2 自分の考えや意見と違っても、相手を尊重しながら聞く。
3 事実と意見を区別しながら聞く。
4 要点や不明な点、問題点をメモにとる。
   
質問のしかた
1 右手をあげて聞く。
2 誰に何をと質問の焦点をはっきりする。
3 話しの呼応関係をはっきりさせる。
   「〜ですか。」「〜です。」
   「〜どう思いますか。」「〜と思います。」
   「〜しますか。」「〜します。」
 
     
話し合い
1 問題点、疑問点、共通点を明らかにするという目的からはずれないようにする。
2 整理すべきところ、補足すベきところを中心とする。
3 発表者どうしのものを比較しながら話す。
   ○○さんと、××さんのことから、私は……思いますが、どうですか。
4 さらに高めるために話す。
   ○○さんのいわれたことに、私は……をつけくわえたいと思います。
5 1対1の応答から、多対多の話し合いにする。
     
 

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