研究紀要第5号 情報処理教育講座 FORTRAN文法の手引き - 036/044page

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  DOUBLE PRECISION FUNCTION PROD(A,B) 関数PROD(A,B)を定義する関数副プログラム
  lDOUBLE PRECISION A(10),B(10)
  PROD=0.0
  DO 50 I=1,10
  PROD=PROD十A(I)*B(I)
50 CONTINUE
  RETURN
  END

(4) サブルーチン副プログラム

 外部サブルーチンは、それを引用するプログラム単位の外部で定義する。SUBROUTINE文が先頭にあるFORTRAN語によって定義きれる外部サブルーチンを、サブルーチン副プログラムという。

一般形
SUBROUTINE s(a1,a2………an
…………………………
…………………………
RETURN
…………………………
END

(サブルーチンプログラムの定義)
 CALL s(b1,b2,………bn
又は
 CALL s
(サブルーチン副プログラムの引用)

s
サブルーチン名.英字ではじまる6字以内の英数字
a1,a2,……an
仮引数.変数名、配列名又は外部手続き名
(外部基本関数、関数副プログラム、サブルーチン副プログラム等の名前)
RETURN
サブルーチン副プログラムを引用したプログラムに、制御をもどすことを指示する文。RETURN文はそのサブルーチン副プログラムに2ヵ所以上現れてもよい。
END サブルーチン副プログラムの最後は、END行でなければならない。
CALL サブルーチン副プログラムは、CALL文によって引用される。
b1,b2……bn 実引数.実引数に対応する仮引数と順序、個数及び型が一致していなければならない。

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