研究紀要第7号 児童生徒の生活意識と社会観に関する研究 性文化に関する調査 - 018/052page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

イ 中 学 校

セックスのことで知識をえているもの

ウ 高 校

セックスのことで知識をえているもの

 情報源として,テレビ,映画,雑誌や本,先生や教科書,友だちの話,家の人の話,青年やおとなの話,その他の8項目より調査したところ,小学生では@テレビとA雑誌,中学生では@雑誌や本とA友だちの話,高校生では@雑誌や本とA友だちの話から知識をうるのが大部分のようである。

 中学生の男子32.1%,女子42.1%が,雑誌や本から情報をえるが,高校生となると男子68.9%,女子81.4%と中学生の2倍にふえるので,この点週刊誌や日常の月刊雑誌の偉力の大きさがみなおされる。

 テレビ・映画よりうける影きょうは,視聴率によるであろうが,小学生ほど強く左右され,中・高生にいくにしたがって低率になる傾向である。

 家の人の話の影響度は,1.4%〜4.4%で,ほとんど接触が少なく,話し合いがあまりされていない状況である。
 青年やおとなの話による影響も1〜2.1%前後であるので感化力があるとはいえない状態である。 

 小学生が,その他で情報をうるのが,都市男子24.1%,女子19.3%みられる点は,遊びや行動で知るのか,このへんの指導のきめのこまさが要求されることであろう。

 (3) 性の刺激をうけるもの

 これは,中・高生にききただしたところ,テレビ・ラジオ,映画,雑誌や単行本,友だちの話,若い人の服装(ミニスカート,ホットパンツなど)


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。
福島県教育センターの許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。