研究紀要第8号 教授組織に関する研究 実践編 - 002/029page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

  実験学校
    福島市立吉井田小学校

 学校経営の中核を教授・学習組織におき,事務組織・運営組織を関連的に構成し,相互協力体制をとることにする。

@ 具体的な研究のねらい

 ア 体育の合併授業による,単元指導計画の共同作成と協力・分担授業の進め方
 イ 理科・算数の複数授業による,個別化・集団化の単元指導計画の共同作成と協力・分担授業の進め方

A 学年団構成と実施教科

 ア 低・中・高学年団とする
 イ 全学年団による体育,低学年による算数,中・高学年による理科とする。

(2) 小規模少人数学級校における協力組織体制による役割・分担とその活動

  実験学校
    安達町立下川崎小学校

 小規模少人数学級校においては,教科の性格およびその内容によっては,集団環境構成面から本質的な授業の展開が困難なものがある。その障害を除くため,近接2学年を合併しての授業が考えられる。しかしこのことは複式授業解消に逆行するのでないかの懸念もされるが,複式授業の通年性に対して,2学年合併授業は,適正集団による,ある教科の1部授業ということである。また,学習は個人に成立するという前提から教師のティーム・ワークにより自己調整の学習をさせようとする試みである。

@ 具体的な研究のねらい

 ア 学年のわくをはずした集団の再編成による教授過程の構成
 イ 教授過程における教師の役割・分担とその活動の進め方

A 学年団構成と実施教科

 ア 低・中・高学年団とする。
 イ 体育,音楽,図工とする。


4.実験学校の組織機構

 学校組織の中核を教授・学習組織におき,事務組織・運営組織を関連的に構成し,相互協力体制をとることにする。

吉井田小学校の組織機構は次のようである。
吉井田小学校の組織機構

下川崎小学校の組織機構は次のようである。
下川崎小学校の組織機構


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。
福島県教育センターの許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。