研究紀要第8号 教授組織に関する研究 実践編 - 004/029page

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(3) 目 標

 
体  操
器械運動・とび箱(ふみこし)
ダンス・表現
(のりものごっこ)




・いろいろな運動によって,身体を全身的に動かし,調整力をつけさせる ・ひざぐらいの高さのとび箱を横に置き,助走してとび箱の中央に片足をついて踏みこすことができるようにさせる
・踏み越して遠くへとんだり,高くとび上ったりすることができるようにさせる
・空間で体の向きを変えたり,腕を上にあげて拍手をしたりするなど,いろいろの姿勢で踏み越せるようにさせる
・またぎ越しと組み合わせたり,とび箱を並べてとび石のようにしてとんだりすることができるようにさせる
・いろいろな動きの乗り物のようすを大きく,リズミカルな動きで表現させる
・決めた順序に従って,楽しく表現させる

・きまりを守ってみんなが仲よくできるようにさせる ・器具の取り扱いや,器具の破損の有無に注意して,安全に行なえるようにさせる ・いろいろな動きを思い出し,よく考えて表現させる
健康安全
・運動しやすい服装を用い,運動後は,汗をふき,手を洗うようにさせる
・運動場,使用する用具,施設の点検をする習慣を身につけさせる

(4) 児童の実態

@ 1年男7名,女6名,2年男4名,女9名,計男11名,女15名,合計26名で,単一学年だけでは,人数が少なく,チーム編成に支障があり,活発な活動が見られない。

A マスコミで見聞したり,上級生のチームによる運動を見ているためか,体育への興味は大きく,とりくみ方も積極的で,体育の時間になるのが待ち遠しいようである。

B 合併については,児童の心理的な面で,教師をみる目が平等であり,1・2年児童間の仲もよく,学年団の先生という意識が強まっているように見受けられる。

C 1・2年の学年差はあるが,中集団,小集団における個別指導,グループ指導によって,じゅうぶん,カバーできるものと思われる。

(5) 低学年団体育科合併授業年間計画

4
5
6
7

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9
器械運動 鉄棒運動 けんすいふり(2) 1 うでたてとびあがり(1.2) 1 足ぬきまわり(1.2) 1 足ぬき回り 1     けんすいふり(1.2) 2
とび箱運動     またぎごし (1.2) 1 またぎごし (1.2) 1            
マット運動                 ぴょんぴょんとんで 2    
ダンス フォークダンス 運動会ダンス 3 かごめかごめ 1

  かごめかごめ 1        
表現運動     あそびましょう(2) 2 どうぶつごっこ(1) 2         虫と花(1) 2
10
11
12
1
2
3
器械運動 鉄棒運動   

                     
とび箱運動     ふみこし(1) 2     うでたてとび上りおり(1.2) 2 うでたてとび上りおり(1.2) 2    
マット運動 前回り(1.2) 1

  前回り(1.2) 1     横回り(1.2) 1 横回り(1.2) 1
ダンス フォークダンス ゆうやけこやけ 2                    
表現

  のりものごっこ 2 小鳥ごっこ 1 小鳥ごっこ 2 お手つだい 2 お手つだい 1

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