研究紀要第8号 教授組織に関する研究 実践編 - 022/029page

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学習内容と活動
時間
教授と分担
形態
反応
評価
準備
Te
Tf
 
 
 ○着地の時,腰がとび箱の先端につくようにまわらせる
 ○とび箱に軽く手をついても前転ができるようにさせる
 ○ひざ,足首を伸ばして,なめらかに前転できるようにさせる
 ○マットを重ねて高くし,手のっき方,からだのまるめ方に気をつけて前転をさせる
 ○とび箱上で前転させる

 

 

 
5.整理運動とおわりの話し合いをする

4

 ・用具のかたづけを指示する
5.全体指導をする
・整理運動
・本時のまとめと次時の学習について知らせる
 
34/38
 

(8) 考  察

@ 基調案について

 ア 教授の分担や位置および協力の方法が明確になるのでよかった。
 イ 学年団で話し合いをする時間のとり方にくふうが必要である。
 ウ 指導内容や指導時数のかたよりの是正ができた。

A 指導計画について

 ア 学年のわくをはずした集団を編成し個別指導の徹底をはかった授業を進めていくには,効果的な計画であった。
 イ 年聞指導計画の作成は器械運動,ダンスの領域をとりあげ重点的に指導するようにした。

B 授業について

 ア 学年差がよい刺激となり,それが技能面に生かされ,レベルアップがめだった。
 イ 指導者の専門性が生かされて,児童の個別指導の徹底がはかられた。
 ウ 準備や観察が指導と平行して行なえるのでよかった。

C 合併授業に対する児童の反応

 ア 人数が多いため,単学級の時より競争心がでてよくやり,おもしろかった。………73%
 イ 異学年の人とグループが同じくなり,たのしい。……84%
 ウ ふだんの授業と同じく緊張しないでできた。……79%
 エ これからも,もっとやりたい。……82%

(9)児童の変容

@ 体育に興味をしめし,レベルアップがみられる。
A 合併の授業に対し,大多数の児童が,それを心待ちにしているようすがうかがえる。


9.中学年音楽の検証

(1)研究のねらい

 音楽学習においては,歌や楽器の演奏技能を育てるとともに,音楽性を高める創作的学習でなければならない。そのため器楽領域においては,音色,ハーモニーの美しさ,リズムの変化,楽器の組み合わせのおもしろさをとおして感受性を養うとともに,楽器をとおして自主的,創造的な学習を進めるようにしたい。本校のように小規模少人数学級校においては,音楽の種類や演奏形態に制約を受け,音楽的感覚,表現場面の構成に困難性が見られるので,学年合併による集団構成をとり


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