研究紀要第8号 教授組織に関する研究 実践編 - 023/029page

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入れることにより,本質的な授業ができると考えられる。
 研究のねらいを具体的にあげると次のようになる。
@ 学年のわくをはずした集団の再編成による教授過程を確かめる。
A 教授過程における教師の役割・分担とその活動を確かめる。

(2)題材名  「小ぎつね」 4時間 (本時は4/4)

(3) 目  標

@ 歌詞の内容を理解して表現をくふうさせ,楽しく歌うことができるようにする。
A ハ長調の視唱力をいっそう伸ばす。
B 旋律楽器やリズム楽器の組み合わせになれる。
C 合奏譜の見方になれ「ま」の奏法を理解できる。
D 指揮者を見て合奏する能力を養う。
E 合奏の楽しさを味わうことができる。

(4) 児童の実態

@ 3年生 17名,4年生 15名 計32名
A ハーモニカ,笛,木琴は個人持ちで全員持っている。
B ピアノ習っている者1名
C 家にオルガンのある者9名
D 合併授業を実施後,みんなで演奏する楽しさがわかり,積極的に学習する姿が見られる。

(5) 指導計画

@ 題材名  「小ぎつね」
A 本時のねらい
   リズム伴奏をくふうさせ,みんなで楽しく演奏する喜びを昧わう。
B 教授過程


学習内容と活動
時間
教授と分担
形態
反応
評価
準備
Tc
Td

 

1.既習曲を歌う
 ○おほしが光る
 ○夜汽車
5
 ・伴奏をする
  ○楽しく歌えるように児童を観察しながら伴奏する
1.指揮をする
  ○既習曲のおほしが光る
  夜汽車を歌わせる

 

楽譜
2.学習のめあてをつかむ

 

 ・学習のめあてを板書する
  ○確認された力をみる
リズム伴奏のくふうまとめの合奏
2.学習のめあてを指示する
  ○リズム伴奏をくふうすること
  ○まとめの合奏することを話す
 

 
3.リズム伴奏をくふうする
 ○リズムかえ
 ○楽器の組み合わせ
15

3.リズム伴奏をくふうさせる
  ○はじめの4小節を大だいこのリズムに組み合わせリズムかえさせる
 リズム伴奏
  ○楽器の組み合わせを工夫させる

・リズムかえや組み合わせの理解度をみる(反応)
  ○リズムを引き出させるため大だいこを打つ
リズムかえができたか
……

楽器の組み合わせができたか
……



16/32
   人

20/32
   人
ハンドカスタ
タンブリン
トライアングル
スズ
大だいこ

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